むつもん
久留米の商店街の事など、つれづれなるままに・・・
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土曜夜市
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 「このヨーヨーが欲しいな。」 「1回100円だよ。」 


土曜夜市

 久留米の中心商店街では、入梅の6月下旬から「くるめ水の祭典」が行われる8月初旬まで、毎週土曜日に「土曜夜市」が行われます。毎年6回から7回ほど行われますが、夜6時から9時まで行われるにもかかわらず、大変な人出で賑わいます。

 当初は、「梅雨の間の暇な時期に、各商店街で工夫していろんなイベントをやりましょう。」という事で始まったものです。最初は、定番の金魚すくいや的当てゲームをやったり、水あめを無料で配ったりしていましたが、その後徐々に商店街の夏のイベントとして定着していきました。
 
久留米の土曜夜市が、縁日の市と大きく違うのは、各イベントの担当を日ごろ店に出ている店主がやっていることでしょう。
 私もこの時期、昼過ぎから夜市の準備に取り掛かり、夕方からは法被(ハッピ)を着てヨーヨーつりのおじさんになります。
 夜市に来られるお客さんも、日ごろ見慣れている顔の店主たちですから、安心して子供たちを遊ばせることができます。その間親御さんたちは、バンコに座ってビール片手に世間話に花を咲かせています。

 浴衣に団扇で街を歩く娘さんたち、当たった景品を担いで揚々と帰って行く子供たち、初めてする金魚すくいに真顔で緊張する子供たち、どれも絵になるシーンがあちらこちらで見受けられます。
 

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 そんなでっかい景品 持って帰って大丈夫?

 よく久留米の土曜夜市の人の多さから、「イベントでは、随分儲かるでしょう。」と言われますが、残念ながらどこも収支はとんとんのようです。街に来て楽しんでもらうことが主体ですから、代金を抑えて景品を豪華にするため、商売としては成り立ちません。ヨーヨーつり100円、金魚すくい200円の世界です。もちろん利益が上がれば、その後の商店街販促費用として利用されます。
 あくまで、夜市のついでにお店に立ち寄ってもらって、お買い物して頂くのが本来の目的です。

 商店街には、物を販売する機能のほか、楽しむ機能や利便性、街の文化を保持する機能など様々な価値を併せ持っています。ただ現代は、その機能を分業化し高度化していきました。販売する機能を通信販売に、車の利便性を郊外型ショッピングセンターに、楽しむ機能をレジャーランドにそれぞれ分散化していったわけです。
 そのため、そこそこ何でも揃っている商店街の価値が相対的に低下していったのかもしれません。

 しかし土曜夜市の賑わいや子供たちの歓声を見ていると、トータルな機能を持った商店街もなかなかのものだと思います。
 安心して住める街の中核には、元気な商店街があって、市民の消費や利便性、人や文化の交流の役割を担いながら、街の文化を育んでいけたらと願っています。
 


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金魚は うまくすくえたかな?


kawanokey35

tearose

以上ホームページもご覧ください。


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